Care Guide

製品のお手入れ方法

Pas Normal Studios製品を長くお使いいただくために

ご自宅での適切なメンテナンスによって、製品本来の機能を得ることができ、より長く製品を使い続けることができます。

このガイドでは基本的なお手入れ方法をご紹介します。最も正確で詳しい情報は、商品に付属する取扱い表示ラベルに記載されています。ラベルをご確認いただき、表示に従ってお手入れください。

製品を使用する際にご注意いただくこと

新しいウェアは、使用する前に洗濯することをおすすめします。他のウェアへの色移りを防ぎ、また吸湿性や通気性などウェア本来の機能を発揮できます。

  • 裾にシリコングリッパーのあるジャージやビブを着る際は、裾を外側に折り返してから腕または足を通してください。腕や足を通してから、裾を伸ばしてグリッパーを固定してください。
  • ジャージに腕を通す際は、袖の端近くを持って優しく動かしながら着てください。胸や肩の部分から引っ張らないでください。
  • ビブを履く際も同様に、裾近くを優しく持って履いてください。
  • ビブを腰までしっかり履いてからストラップを肩にかけてください。ストラップを強く引っ張らないでください。
  • ジャージのジッパーの端には、他のウェアを傷つけないためのガードが付いています。ガードをおろして使用してください。
  • ジャージのポケットには荷物を入れすぎないでください。

使用後すぐに洗濯しない場合は、ウェアを吊るして乾燥させてください。雑菌の繁殖を抑え、においや生地へのダメージを軽減できます。汚れがひどい場合は、シミになるのを防ぐためにできるだけ早く洗い流してください。

コットンやウールの製品は特に、シミがある場合は洗濯前にシミ抜き処理をしてください。

基本的な洗濯方法

洗剤

  • 中性洗剤を使用してください。
  • 酵素洗剤は、素材によって生地を劣化させることがあるため使用しないでください。
  • 柔軟剤は、繊維をコーティングしてウェアの性能を妨げることがあるため使用しないでください。
  • 漂白剤は、色落ちや色褪せをまねくため使用しないでください。

洗濯ネット

洗濯機を使用する場合は、型崩れや他の衣類へのダメージを防ぐために、洗濯ネットに入れて洗濯してください。

また、マイクロウェイストを防ぐ洗濯バッグ(例えば「Guppyfriend」など)を使用することで、ウェアから発生するマイクロファイバーの川や海への流出を最小限に抑えることができます。

洗濯方法

  • すべてのポケットが空であることを確認し、ジッパーやベルクロはすべて閉め、ビブやジャージは裏返してください。
  • 30℃以下の水で優しく洗い、しっかりすすいでください。
  • 洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットに入れ、「ソフト」「おしゃれ着」など弱水流のコースに設定してください。
  • 砂や小石が付いていると洗濯中に生地を傷めてしまいます。予洗いでしっかり汚れを落としてから洗濯機へ入れてください。
  • 他の衣類への色移りを防ぐために、明るい色と暗い色を分けて洗うか、単体で洗濯してください。
  • 洗濯機の推奨水量に従い、適切な水量で洗濯してください。洗剤成分が残っているとウェアの性能に影響を与える可能性がありますので、すすぎは2回以上行なってください。

乾燥方法

  • 自然乾燥してください。ほとんどの製品は吊り干しできます。
  • ウール製品は平干ししてください。
  • 製品によっては乾燥機をお使いいただけますが、伸縮性のある生地の場合は繊維を傷めるためおすすめできません。

アイロン

多くの製品はアイロンの使用に適していません。取扱い表示ラベルを確認し、アイロン不可の表示がある場合にはアイロンを使用しないでください。

撥水加工製品のケア

Pas Normal Studiosのアウターシェルや冬用ウェアなどにはDWR(耐久撥水)加工が施されています。DWRとは、生地の表面張力を高めることで水を粒状に弾き落とし、浸透するのを防ぐためのコーティングです。

ウェアに付着した皮脂や汗などの汚れは、撥水性や透湿性を低下させる原因となります。製品の機能を最大限に発揮させるには、ウェアの使用後はその都度洗濯することをおすすめします。

ウェアの表面で以前ほど水滴が弾かなくなったら、2〜3の方法でDWRを回復させてください。

1. 洗濯

洗濯の方法は製品の取扱いラベルを確認してください。生地に洗剤成分が残っていると、撥水性能を十分に発揮できません。すすぎはしっかり行ってください。

洗剤成分が生地に残りにくいアウトドアウェア用の洗剤を使用することをおすすめします。中性洗剤を使用する場合は、酵素・柔軟剤・漂白剤・蛍光増白剤・香料を含まないものを使用してください。

洗濯後は風通しの良い日陰で乾燥させてください。

2. 撥水性の回復方法

熱を加えることで撥水性を回復させることができます。低〜中温設定の乾燥機にかけるか、あて布をして低温のアイロンをかける、もしくはドライヤーで温風をあててください。

3. 撥水剤の使用

上記の方法でも撥水性が戻らない時は、撥水剤を使用して再加工してください。ウォッシュイン式とスプレー式がありますが、ウェアのおもて面のみに施すことが可能なスプレー式が、よりおすすめです。ウォッシュイン式を使用する場合は、一度洗濯して汚れを落とした後に使用してください。

スプレー式撥水剤

ウェア全体に撥水加工が必要な場合にも、部分的に再加工したい場合にも適しています。
洗濯後、湿った状態のウェアに均一にスプレーします。摩耗の激しい部分には重点的にスプレーしてください。日陰に吊るして乾かしたあと、低〜中温設定の乾燥機にかけるか、あて布をして低温のアイロンをかけてください。

製品別のお手入れ方法

  • 40℃以下の水で優しく洗ってください。洗濯機は弱水流のコースに設定してください。
  • 中性洗剤を使用してください。
  • 風通しの良い日陰で吊り干ししてください。
  • 漂白剤は使用しないでください。
  • アイロンは使用しないでください。
  • 30℃以下の水で優しく手洗いしてください。
  • 中性洗剤を使用してください。
  • 風通しの良い日陰で吊り干ししてください。
  • 酵素洗剤・漂白剤は使用しないでください。
  • アイロンは使用しないでください。
  • 30℃以下の水で優しく洗ってください。洗濯機は弱水流のコースに設定してください。
  • 中性洗剤を使用してください。
  • 風通しの良い日陰で平干ししてください。
  • アイロンを使用する場合は中温以下に設定してください。
  • 毛玉を取り除く場合は衣類用ブラシまたは布用シェーバーをご使用ください。
  • 酵素洗剤・漂白剤は使用しないでください。
  • 食洗機使用可。
  • 食器用洗剤を使用し、よくすすいで自然乾燥してください。
  • 30℃以下の水で優しく洗ってください。洗濯機は弱水流のコースに設定してください。
  • 中性洗剤を使用してください。
  • 風通しの良い日陰で平干ししてください。
  • 酵素洗剤・漂白剤は使用しないでください。
  • プリント部にはアイロンを使用しないでください。
  • 30℃以下の水で優しく手洗いしてください。
  • 中性洗剤や石鹸を使用してください。
  • 自然乾燥してください。
  • 漂白剤は使用しないでください。
  • 湿らせた柔らかい布でナイロンを拭いてください。
  • 油汚れの場合は、食器用洗剤をつけてから、湿らせた柔らかい布で拭いてください。
  • 最後に必ず乾いた布で拭いてください。
  • 自然乾燥させてください。
  • 洗濯機や大量の水で洗わないでください。
  • ドライクリーニングはしないでください。
  • 漂白剤は使用しないでください。

基本的な洗濯方法をご紹介しますが、各製品のラベルに記載されている洗濯方法に従ってお手入れしてください。
ダウン製品のお手入れで最も重要なことは、ダウン専用の洗剤を使用することと、しっかりと乾かすことです。
ダウン製品には漂白剤・柔軟剤・アイロンは使用しないでください。

1. 予洗い

洗剤を使わずに予洗いをしてください。こうすることで洗剤がより効果的に生地に浸透し、ダウンの中までしっかりと汚れを落とすことができます。

2. 洗濯

低温の水で洗ってください。表生地にダメージを与える可能性があるためお湯は使わないでください。

ダウン専用洗剤やおしゃれ着用中性洗剤を使用してください。

洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットを使用し「手洗い」「おうちクリーニング」など弱水流のコースに設定してください。

3. すすぎ

洗剤成分が残らないよう、すすぎは2回以上行なってください。ダウンに洗剤が残っているとロフトが低下する可能性があります。

4. タンブラー乾燥

乾燥機の低温設定で乾燥させます。清潔なテニスボールを2〜3個一緒に入れると、ロフトを回復することができます。

手で触って乾いたと感じても、中のダウンは湿っている可能性があります。仕上げにもう一度乾燥機にかけるか、数日の間、日陰に吊り干しして乾燥させてください。

5. 保管方法

ダウン製品を圧縮した状態で長期間保管すると、ダウンにダメージを与えるため避けてください。携行用のスタッフバッグに入れて長期間保管しないでください。